お母(かあ)だけの秋保の七草は〜♪

秋の七草…といっても馴染みのない人が多いかもしれないけど「萩、芒(すすき)、葛、撫子、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)」。これは、遠い昔の詩人「山上憶良(やまのうえのおくら)」が万葉集の中に「秋の野に、咲きたる花を指(および)折り、かき数ふれば七草の花…萩が花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花、また藤袴朝顔の花」という詩を残したことで秋を代表する花として知られるようになったんだって。
秋に咲く草花の名前をただ書き連ねただけのように思えるけど、ひとつひとつの花を見てみると本当に日本の秋の風景に合った、可憐でちょっと物淋しい雰囲気のある花だなぁ〜と思えるんだってさ。
ただ、今の花暦では、初秋までに終わってしまう草花もあるからちょっと残念なんだ…キキョウも、ナデシコもクズも…
お母(かあ)はぼくと散歩しながら「秋保に咲く秋の草花を七つ考えてみよう!!」ってこの前からずっと思い起こしていたんだよ。大好きが沢山あって迷ったけど、ようやくお母(かあ)の思う秋保の七草が揃ったんだよ。
「秋保野(あきうの)に、咲く秋草を数(かぞ)うれば、思いおこせし七草の花。芒(すすき)の穂、野菊、竜胆(りんどう)、秋野芥子(あきののげし)と、吾木香(われもこう)、鵯花(ひよどりばな)に、水引の花」あれこれと草花に思いを寄せることができて楽しいひとときだったみたい♪
それで、ぼくも考えてみたんだ!!「骨ガムに♪、キュウリにチーズ♪、ごほうびクッキー♪、かき氷♪、サラミそれから、時々もらえるワンちゃんケーキ♪」…って、春の七草みたいに食べ物しか出てこないよ〜(´∀`)。ぼくはワンコU^ェ^Uだからまぁいいか(^ー^)
写真は、まだまだ夏!!だから、夏の風物詩「セミの脱け殻」だよ。今年は沢山羽化してるから、ひとつの葉っぱに3匹も揃っていることも珍しくないんだ。