天形(あまがた)林道で撮り逃し…

秋保は一昨日と昨日ドカ雪が降って、春の気配の天形(あまがた)林道が再び雪で覆われてしまったんだ。
でも、湿り雪だから直ぐに溶けるよね。
雪が降る前日はちょっと小雨模様だったから、お母(かあ)はデジカメを持たずに朝の散歩に出かけたんだよ。「雨に濡れた木々の冬芽もきれいだなぁ〜。やっぱりカメラを持ってこれば良かった…」なんて思いながら林道を進んで行ったら、目の前にテンが飛び出して来て、若いモミの木にスルスル〜って登ったんだって。そのテンはぼくが林の中から追い立てたんだよ。モミの木の根元で突然テンの匂いが消えたから、ぼくはその辺りをグルグルかぎまわっていたら、お母(かあ)が「ナツキ、テンさんはモミの木の上にいるよ〜」って教えてくれたんだ…だけど残念…ぼくは見上げることが苦手なんだ(>_<)
テンは、枝の間からお母(かあ)とぼくを心配そうな顔( ; ゜Д゜)で覗いていて、その顔がとっても可愛いくて、すぐそばだから写真も撮れたのに、こんな肝心な時にカメラを持ってこないなんて〜(T0T)
黄色の毛皮に顔だけが白い良質な毛皮を御召しのテンさんだったんだよ。
その後も、いつもは枯れている沢が前の日からの雨で滝みたいになっていたり……どうして肝心な時に限ってカメラを持ち歩かないのかなぁ〜
携帯で撮ってみたけど、やっぱりテンさんは、色のついた点ほどにしか写ってなかったんだよ。
写真はこれもちょっと迫力に欠けるけど、試しに撮ってみた沢の流れ。