身知らず…

自動車学校に通い始めた小お姉ちゃんを待つ間、コンビニに立ち寄って店内を回っていたら…お母(かあ)が「わぁ〜( 〃▽〃)」って声を出しそうになった物が売られていたんだってさ。
それは、普通の人が見たら普通の柿なんだけど、お母(かあ)にはと〜〜っても懐かしい「身知らず(なまってミッシャズ)」っていう柿なんだ。
身知らず柿は会津で古くから栽培されている品種の柿らしいんだけど、お母(かあ)が小学生の頃流行りで実家辺りでも苗を手に入れて植えていた人が沢山いたんだって。お母(かあ)の実家は白石市でも蔵王山の麓、三住(みすみ)という所だったから柿の栽培には向いていなかったんだ。実はつくんだけど冬になっても青いままで、完熟したことがなかったんだってさ。お母(かあ)は毎年、毎年実るのを楽しみにしていたんだけど熟すことなく…とうとう身知らず柿の木は切られてしまったんだってさ…でもその頃、白石市内からオート三輪で行商に来る八百屋さんがいて、身知らず柿を買うことが出来たんだよ。お母(かあ)は柿が大好きだから、あの時食べた味が忘れられないんだって。その後、ヒラタネガキが出回って身知らず柿はいつの間にか店先でも見られなくなって…忘れかけていた時に、コンビニで手に入れることが出来たから(~▽~@)♪♪♪感激〜〜♪
早速そのまま丸かじり(^○^)!!(お母(かあ)は皮を剥かずに食べるのが好きなんだ)、カリリッ!として甘味を含んだ果汁が口の中いっぱいに広がって、子供の頃に食べた身知らず柿特有の味が口いっぱいに広がって、あの頃の懐かしい思い出も頭の中いっぱいに広がって、とっても幸せ゜+。(*′∇`)。+゜な気持ちになれたんだってさ♪
写真は…ぼく(夏輝)の鼻面(はなづら)…なーんでこんなふうにとっちゃうかなε=( ̄。 ̄ )