臆病者で良かった…みたい

昨日の朝の散歩は、深野川だったんだよ。いつもみたいに川の手前でリードを外してもらって、お母(かあ)より先に喜び勇んで川めがけて走って行ったんだけど、川の様子が何だかいつもと違っているみたいで不安になって、お母(かあ)の所に戻ったんだ。お母(かあ)は「ナツ、どうしたの?おサルさんでもいたかぁ?」なんて呑気にしてるからちょっと安心して、今度はお母(かあ)の歩調に合わせて河原の手前の小川にさしかかった時…ぼくは突然何かの気配を察知して背中の毛がバッと逆立って今までにないくらい「ガウー」って凄い唸り声を何度も発したから、お母(かあ)はギョッとしてぼくの見ている方向を見たらヨシ原の中に何かが潜んでいるのが判ったんだって!!何かっていうのはサルとかキツネとかお化けとか変質者とかそんなものじゃなくてもっと大きな生き物…秋保に住んでいる大きな野生の生き物っていったら…クマ〜(@ ̄□ ̄@;)!!
お母(かあ)は、少し後退りしてから「ナツキ、戻れ!!」って命令口調でぼくを呼んだから、唸り声をピタッとやめて直ぐにお母(かあ)の所に戻ったんだよ。
ぼくは、熊さんには敵わないことがわかっているからとっても臆病者になるんだよ。でも、それでいいんだってさ。ぼくが無茶なことをしないから、無事に帰宅してこうして日記を書いていられるんだって。
写真は、キバラヘリカメムシの幼虫。幼虫の翅は短いから、腹部がむき出しでとっても目立つんだよ。ニシキギ科の植物に集まることが多いんだって。