方言は奥があるねぇ。

お母(かあ)が秋保に嫁いだばかりの頃、同じ宮城県の方言なのに、義父母の話す言葉が早口言葉に聞こえてさっぱり聞き取れなかったんだって。それが今では秋保弁が板について、仙南方面のイントネーションで話している人に会うと「アッ(・o・)懐かしい〜」なんて思うんだってさ。お母(かあ)が通った高校は、気仙沼から丸森まで色んな地域から来ていたから、方言も様々でなかなか面白かったんだって。例えば駄菓子屋さんで買い物をするとき、お母(かあ)の実家辺りでは「くない(ください)」って声をかけてお店に入ったけど、他の地域では「買いす」とか「もーし」って言ったんだって。それぞれ、他の地域の言い方が可笑しい、変だ、と大爆笑だったけど、やっぱりお母(かあ)としては幼い頃から馴染みある「くない」が一番しっくりする気がするんだってさ。
エッ今はσ( ̄∇ ̄;)?今は…「御免くださいませ〜」とか(;・ω・)!?今は近所に駄菓子屋さんがないから言う機会がないもんね。そういえば、お姉ちゃんが小さい時、口元にお菓子の食べかすをつけていたのを見た三住の婆ちゃんに「何だ?くつぱすさ、何がくっついでっと」って言われて、お姉ちゃんは宇宙人の言葉を聞いたみたいにポカーン(?_?)??としてたんだってさ…「口元に何かついてるよ」っていう意味だったんだけど…方言って面白いねぇ〜。僕たちワンコも方言ってあるのかなぁ?ぼくの「ワンワン」も都会のワンコには通じなかったりして(アハハ( ̄▽ ̄;)
写真は、おうちの栗林で見つけた熊棚(くまだな)だよ。熊が栗の実を食べるために枝を手繰り寄せたあとなんだって。前に天形(あまがた)林道で見つけたのより、低い位置に作られているんだ。