果物って美味しいかなぁ!?

おうちでは夕御飯の後は、みんなして茶の間で寛ぎながらデザートを食べているんだよ。春はイヨカンデコポン、夏にはスイカ、メロン、モモ、秋はブドウ、カキ、ナシ、そして今の時期はイチゴ、ミカン、リンゴ…みんなが何かを食べていると、ぼくも食べたくて「頂戴!щ(゜▽゜щ)」ってアピールするんだけど、ぼくは果物には全く興味がないからおとなしくしているんだ。
お母(かあ)が小さい頃の果物っていえば、お店で売っているものじゃなくて、グミとかキイチゴとか桑の実とかヤマブドウとかアケビとか…山に行って自分で手に入れるものだったんだって。お母(かあ)の父ちゃんは秋になると熟す「アケビ」が大好きで、子供の頃のお母(かあ)は学校から帰るとすぐに裏山に入ってアケビを採って、畑仕事をしている父ちゃんに届けるんだって。美味しそうに食べてくれる父ちゃんを見るのが楽しみだったんだってさ。 お母(かあ)も山のもので一番好きなのはアケビなんだよ。スルスルッって木に登る瞬間や、高くて危険そうな場所にあるアケビを採った時の達成感もいいし、アケビならではの甘〜い味わいも最高♪…なんだって。お兄ちゃんやお姉ちゃんにはその良さが解らないみたいだよ。去年の秋、林道を散歩していたときぼくもごちそうになったけど「んん〜ぼくにもアケビの良さ」は…解らなかったなぁ〜
写真は去年、白石川で小お姉ちゃんが撮った写真だよ。本当は白鳥を撮りに行ったんだけど、何気なく川面を見ていたら一羽の水鳥がスーッと群れから離れて行く後ろ姿がとっても哀愁があったから、思わずカメラを向けたんだって。構図は別として水鳥の哀愁あるちっちゃい背中を見てね。んん〜小さすぎて見えないかなぁ?