難しいお願い…

お母(かあ)が散歩する時は、道端に生えている植物に注意を払いながら歩いているんだよ。最初のうちはお母(かあ)が立ち止まると、ぼくも一緒に「何?何があるの〜?」って傍に行って匂いを嗅いだりしていたけど、今は「またお母(かあ)の立ち止まり癖が始まったー」と思ってぼくはぼくでその間は好きなことをやっているんだよ。この前「ナツキあのさ、この蔓を取りたいんだけど、茎が堅くて切れないから、ナツの自慢の歯でここを咬み切ってくれる?」ってお願いされたんだ。でもさ、お母(かあ)が何を言ってるのかさっぱり解らなかったから、とりあえず匂いを嗅いだり、その辺を掘ってみたりしたんだ。お母(かあ)は「違うってば〜ヾ(´・ω・`)、クツヒモを噛んでボロボロにした時みたいに、ここをかじって!!って頼んでんの!!」ってガーガー言ってるけど、ぼくはそんな訓練をされていないから、益々(´・ω・`)??ってなっちゃったんだよ…諦めたお母(かあ)は、蔓を何度も折ったり、グリグリ回したりして「ヒーヒー・・・(;´Д`)」いいながら何とか採ることができたんだ。ハサミを持ち歩けば苦労しないのにね…。持ち帰ったその蔓はどうしたかっていうと…お母(かあ)が目を離したちょっとの間に、使い易いようにぼくがカミカミしてバラバラにしてあげたんだよ。もちろん「頼みもしないのに余計なことばかりして(*`Д´)ノ!!!」って沢山叱られたけどね…褒めてもらうって難しいよ〜
写真は、隣町「川崎町」の「シシナゴ山」が見える風景だよ。擂り鉢をひっくり返したみたいな面白い形の山でしょ。昔、鹿がイナゴみたいに沢山いたからその名前がついたらしいよ。