刈田岳山頂付近はお花がいっぱい♪

お母(かあ)の実家から見える蔵王(ざおう)の山は、単独の山の名前ではなくて、山形県宮城県の県境にある連峰を称して「蔵王」っていって、北から雁戸山三宝荒神山、地蔵山、熊野岳、刈田岳、杉ケ峰、屏風岳、不忘山からなるんだって。古くは、蔵王連峰全体が「忘れずの山」として親しまれていたんだけど、刈田岳に「金剛蔵王大権現」がまつられてから「蔵王」になって、南端の山に「不忘山」という名前を残したんだって。お母(かあ)は、忘れずの山「不忘」が大好きだから、宮城県の山、しかも実家近くの山の名前になって残ったのが嬉しいんだって。
お母(かあ)は今日、刈田岳山頂から右手にお釜を見ながら、馬の背〜熊野岳〜祓川(はらいがわ)コースを歩いて、いろは沼〜観松平を経て樹氷高原駅からロープウェイに乗って蔵王温泉まで、夏の蔵王を堪能してきたんだよ。蔵王は今、シロバナトウチソウ、メイゲツソウ、タカネコウゾリナ、イワオトギリ、コマクサ、キンコウカ、モウセンゴケ、クロヅル、オノエラン、マルバシモツケヤマハハコ、可愛い花が沢山咲いているんだって。刈田岳山頂は霧がかかって心配したけど、だんだん晴れ間が覗いて「お釜」もなんとか撮れたんだよ♪
今日の写真は、刈田岳山頂から熊野岳に向かう「馬の背」の途中で撮ったんだって。