ぼくの熱中症対策

大お姉ちゃんが毎日丁寧にブラッシングしてくれたから、ぼくの冬毛はほとんど抜けて、首とお尻の周りに残っているだけになったんだ。ピカピカの自慢の黒毛まであとちょっとなんだけど…暑い毎日が続いて落っこちそうなくらい舌を出して朝から晩まで「ハァハァ」してるから、お母(かあ)が朝と夕方に田んぼの用水堀に連れていってくれるんだ。ぼくはすぐに「ドボーン!!」と飛び込んで、じゃぶじゃぶ行ったり来たりするんだよ。水位は深い場所でもお腹までの高さだから、犬かきの必要もないんだ。狭い場所もあるから、葉っぱが邪魔になったりくもの巣に引っ掛かったりするけどお構い無しで、平気でドンドン進むんだよ♪。最後には全身ずぶ濡れになって、「気持ちいい〜♪」って満足して戻るんだよ♪。今日は、堀に着く手前で悪いことをしたから、お仕置きで裏の林にひとりぼっちで繋がれちゃったんだ。すごく怒った(`へ´*)ノ顔で「反省してなさい」って…。ぼくは「ごめんなさい、ごめんなさい」って何度も謝ったよ。そういう時のぼくは「キャンキャン、クンクン、キュンキュン、ヒーン、ギャワン、シーン、」色んな声が出ちゃうんだ。しばらくしたらお母(かあ)が戻ってきてくれたんだ。ちょっとすねたふりをしたいけど、迎えにきてくれたお母(かあ)を見たら勝手に尻尾がブンブンなっちゃうんだよね〜。そんなことがあったから、今日はお母(かあ)の顔色を見ながら、遠慮がちにチャプチャプって歩いたんだよ。何も知らない大お姉ちゃんが帰ってきて「あれ〜ナツ、川遊びしなかったの?今日は体が濡れてないね〜」だって。違うんだよ〜(ヾ(´・ω・`)、本当はいつもみたいにじゃぶじゃぶ気持ちいい〜ってしたかったんだよ〜。
今日の写真は、ジャンプ寸前のぼく(夏輝)だよ。前足にグッと力が入っているんだ。(撮:大お姉ちゃん)