待っててね、母ちゃん。

大河原町のマァおばさんから「母ちゃんのところに行ったら、なんだチミ(お母(かあ)の呼び名)来ねがったのが(来なかったの)?…」って言われたってメールがきたんだって〜。お母(かあ)は忙しいのをいいことに、母ちゃんのいる施設に1ヶ月以上顔を出していないんだよ。「訪(たず)ね来ぬ娘を待って今日も暮れ」これは、おうちで購読している新聞の投稿欄に載っていた娘を待つ母親の句なんだけど(この句を書いた方、断りもなく掲載してごめんなさい)これを読んだ時自分の母ちゃんも多分毎日こんな気持ちで暮らしているんだろうなぁ…って思ってからは、なるべく顔を出すようにしているんだ。けど、仕事やおうちの色んな用事をしていると施設までたった1時間の道のりなんだけどなかなか行く時間がとれないんだって。もうひとつの理由は、会いに行って「それじゃ又来るからね〜」って言った時、手を振る母ちゃんに背を向ける時の気持ちがちょっとつらい感じがして…それは自分だけじゃなくてきょうだいみんな同じ気持ちなんだけどね。だからもうちょっと会いに行けるように頑張るから待っていてね〜ってお母(かあ)が言ってたよ。だからもうちょっと待っていてね、ばあちゃん。
今日の写真は、用事で出かけた七ヶ宿町を通った時に立ち寄った横川の吊り橋から撮った不忘(ふぼう)山。とっても素晴らしい景色なんだけど、素敵なものは携帯じゃなくてちゃんとしたカメラで撮らなくちゃね。