生まれたての雛鳥…

大お姉ちゃんから「公園に来ていた人が雛鳥を拾ってきたんだけどどうしたらいい?」ってお母(かあ)の携帯に電話があったんだって。「野生の生き物は病気を持っているかもしれないし、近くに親がいるかもしれないから元の場所に戻すか、野生生物保護団体に問い合わせるしかないと思うよ」って電話を切ったんだけど…帰ってから様子を聞いたら、ネットで保護センターを探して聞いたらやっぱり「元の場所に戻して」って言われたんだって。雛は木も建物もない公園の遊具の傍に3羽も落ちていて目も開かない、羽根も生えていない、産まれたてみたいでフルフル震えていたけど、羽をパタパタさせて一生懸命生きようとしているのが伝わってくるんだって。どうにかしてあげたいけどどうもしてあげられないから、同じ職場の人が雛鳥を拾ってきた人に付き添って、元の場所に戻したんだって。お姉ちゃんは前に飼っていたニワトリの雛や、モルモットの赤ちゃんを夜中まで温めて介抱したことがあるから、命のはかなさも命の強さも知っているんだよ。雛はその時、まだ温かかったんだって。3羽の尊い命に…明日がありますように。
今日の写真は、夕方お母(かあ)と新緑の林の中を散策した時に撮ったんだよ。この林は民家の近くにあるから、あまりビクビクしなくてもいいんだ。ただリードで繋がれての散策だから、お母(かあ)と気が合わないと、木の枝に邪魔されてなかなか前に進めないんだよ。