お母(かあ)の春の思い出…

朝起きたらまたまた積雪…、ぼくはいくら雪が降ってもへっちゃらだけど、おうちの人たちはため息の毎日(´Д`)いったいいつになったら春がくるのかなぁ〜?。この前、庭の日だまりでスイセンの芽が出ているのを見つけたんだよ♪。スイセンの芽を見ているとお母(かあ)は、小さい頃のことを思い出すんだって…。お母(かあ)が小さい頃は、今以上に雪が多かったからもっともっと春が待ち遠しくて、誰よりも先に春をみつけたくて、少しでも雪がとけて地面がのぞくと、庭先や林の中を駆け回って春の気配探しをしたんだって。最初に見つけるのはマンサクの花、次に庭のスイセンの芽そしてフクジュソウの花…オオイヌノフグリフキノトウ、小川を挟んだ雑木林一面にはカタクリの芽、そのあとオウレンやスハマソウの花、上を見上げると青空に映えて咲く真っ白いコブシや、黄色いクロモジ、ウグイスカグラの桃色…見つけるたびに嬉しくて父ちゃんや母ちゃんに報告に行ったんだって…春が近づいてくると、今でもそんな故郷の情景がはっきりと浮かんでくるってお母(かあ)が言ってたよ。お母(かあ)の故郷は酪農地帯で、秋保とは景観も植生も少し違っていて、秋保に来てからの春を待つ楽しみも沢山あるんだって♪♪。 最近ぼくは車でのお出掛けがないんだよ… みんなが「行ってきまーす」って車でお出掛けするのをいつも羨ましく見てるんだ。又乗りたいなぁ〜〜〜。だから、お母(かあ)が帰って来てトランクを開けたすきに「ピョン」て飛び乗って、怒られてもしかとしてちゃっかり乗り込んでるぼく(夏輝)なんだ。今日はその時の写真だよ。