最後の柿1つ…は?

ぼくんちには、渋柿(富山柿)と甘柿と不完全甘柿が植えてあるんだ。去年はどの柿もたわわに実をつけたけど、今年は渋柿も甘柿も1つもならなかったんだよ。ぼくんち辺りは気温なんかの関係で甘柿を植えても渋味が抜けないんだ。かじってみると甘いんだけど、渋いのは我慢できないよね〜。ぼくは果物は苦手だなぁ〜栗は鬼皮までガリガリかじるけど…
お母(かあ)は、果物の中では柿が一番好きなんだ。それも木の枝についたままグジュグジュに完熟したやつね。
不完全甘柿って、その年の気温の関係なんかで、実の中に種ができると渋が抜けて甘柿になるんだよ。種が入っていない年の柿はすごく渋くて食べられないんだ。ここ数年は温暖化の影響かなぁ〜、種が入った美味しい甘柿に変身することが多くなったみたいだよ。ただ中には渋い柿もまざっているから、食べる時はロシアンルーレットみたいなんだ。皮にゴマゴマの点々がついていて、ちょっとかじってみたら果肉がオレンジ色で種が入っていて…そうなっていたらほとんどは「やった〜♪ (#^ー°)v甘柿ゲット♪♪」ってなるけど、かじった瞬間に口中に渋味がひろがった時のガッカリ感…経験した人でないとわからないよね…
おうちの不完全甘柿…去年の今頃はクマ、サル、鳥に食べられちゃったけど、今年はポツンと1つだけ残っているんだよ。「ん〜、甘いかなぁ、渋いかなぁ?」最後の1つはお母(かあ)が確かめてみたんだ。結果はね、今まで食べた柿の中では一番なくらい甘くて美味しかったんだって〜
写真は、1個だけ残っていた柿だよ。ちっちゃい上に種が入っているから食べづらいけど、お母(かあ)は皮も剥かずに「カブッ」と食べて…「美味しい〜♪♪」って幸せ(*´∀`*)そう〜