滝原の顕拝

昨日と今日は秋保大滝不動尊大祭があったから、県道を往き来する車がいつもより多かったんだよ。ぼくの地区には古くから伝わる民俗芸能「(宮城県指定無形民俗文化財)滝原の顕拝(たきばらのけんばい)」があって、お父(とう)と大お兄ちゃんも「舞手」なんだよ。大滝不動尊大祭では毎年、馬場の田植え踊り(国指定無形民俗文化財)と共に奉納しているんだ。仙台では「剣舞(けんばい)」は多いけど「顕拝(けんばい)」と書いているのは他にないみたい…
お兄ちゃんは幼稚園の時に鐘打ちから始まって、小学生で太鼓打ち…そして大人になって「舞手」になったんだ。舞手は剣舞面をかぶって刀を持って舞うんだけど、小さい頃はその刀を持って踊るのが夢だったんだってさ。大人になって練習を始めたら、思うほどカッコよくもなかったみたい…あの頃は小さかったから、ただ刀を持って忍者遊びをしてみたかっただけだったんだね〜
お母(かあ)は昨日も今日も仕事で、軽く一万歩を越えるくらい歩き回ったから、又足首痛が出そうな気配なんだって。でも、ぼくとの散歩は中止にしないでね…写真は、ナガハシスミレ。お母(かあ)はおうちの周辺にナガハシスミレがあったことを今年初めて知ったんだよ。